農林漁業者と商工業者等が通常の商取引関係を超えて協力し、お互いの強みを活かして売れる新商品・新サービスの開発、生産等を行い、需要の開拓を行うことです。これまで農林漁業者だけ、商工業等を営む中小企業者だけでは開発・生産することが難しかった商品・サービスを両者が協力し合うことで創り出し、市場で販売していくことで、売上げや利益の増加を目指す取り組みを進めます。また、これらの取り組みを通じて松江の地域資源のブランド化を進めます。
農商工連携の取り組みを促進するため、平成20年7月21日に「農商工等連携促進法」が施行されました。この法律は、「農商工連携」に取り組もうとする方々の事業計画を国が認定し、認定された計画に基づいて事業を実施する方々を各種支援策でサポートするものです。
この法律に基づき農商工等連携事業計画の認定を受けると、補助金、政府系金融機関による融資、信用保証の特例等、さまざまな支援策を活用することができます。
まつえ農水商工連携事業推進協議会は、農商工等連携促進法制定を受け、平成22年3月に設立されました。本協議会は、松江商工会議所、まつえ北商工会、まつえ南商工会、東出雲町商工会、島根県農業協同組合くにびき地区本部、JFしまね、宍道湖漁業協同組合、松江市、松江観光協会で構成し、事務局は松江市産業経済部商工企画課特産振興室内にあります。
本協議会では、地域資源を活用した新商品・新サービスの開発、販路拡大などの支援をしています。